ESと略して称されることがあるエントリーシートは、名前や学歴、連絡先、志望動機などのほか、企業が独自の質問項目を設定し志願者に提出を求める書類のことです。企業によって質問項目が異なるほか、記入しなければならない文章量も異なります。
三重就職NAVI
2026
ESと略して称されることがあるエントリーシートは、名前や学歴、連絡先、志望動機などのほか、企業が独自の質問項目を設定し志願者に提出を求める書類のことです。企業によって質問項目が異なるほか、記入しなければならない文章量も異なります。
最近の就職活動でますます重要視されてきているエントリーシート。通常、履歴書と一緒に企業に提出しますが、このエントリーシートが、既に一次選考となっている場合や、エントリーシートを見ながら面接を行うケースもあり、その重要性が高まっています。
つまり書き方次第では、強力な武器となるエントリーシートですが、下手な書き方をしてしまうと、即不採用の原因ともなり得るのです。丁寧に書くことを心がけましょう。
質問に対する解答を適当に記入したり、自由記入欄を空欄のまま送ったりしてはいけません。多くの学生が一斉にエントリーする就職難の現状では、どのステップから採用選考がスタートしているか判りかねる部分があります。一つひとつの行動を丁寧に確実に行う心構えが大切です。
提出期限は厳守しましょう。期限ギリギリに出すよりも早めの提出が望まれます。
まずは、書く内容を準備します。自分自身の性格や長所・短所を把握するといった自己分析はもちろん、志望する企業についての研究、さらにはその企業が属する業界の動向なども分析しましょう。予めこれらを箇条書きで、書き出しておけば、エントリーシート記入もスムーズに行えます。
誤字脱字に気をつけ、丁寧に書くことを心がけましょう。最近では、web上からのエントリーも増えていますが、パソコンでの漢字の単純な変換ミスで足元をすくわれるといったケースも。送付する前に必ず内容をチェックしましょう。できれば、企業やその業界に関係の深い社会人の目でチェックしてもらえるといいですね。
文章は、抽象的な言葉を並べるのではなく、実際に体験したエピソードなどをベースに具体的に書きます。webで手に入る例文の引用などと差別化するためにも、実際に自分が経験したこと、その時どう感じたかなどを具体的に書けば、人事担当者にも伝わりやすいでしょう。なお、読み手の負担を考えて、文章はなるべく簡潔にまとめましょう。
ほとんどの企業に履歴書を提出しますが、履歴書に似た項目を多く含むエントリーシートの提出を企業は何故求めるのでしょうか?少ない募集定員に対して多くの志願者が殺到する今、企業にとっては多くの学生の中から求めている人材像に近い学生を採用できる絶好の機会である半面、事務連絡など膨大な量の仕事をしなければならない状況に陥っています。
そこで、先に入手した履歴書やエントリーシートを活用して選考し、面接に残す学生を選んでいるのです。
履歴書は様々なタイプが市販されているため、選考する際に同じ物差しで優劣をつけることが困難です。しかし、企業独自の統一された質問項目に対する内容が記されているエントリーシートは優劣がつけやすいため、採用選考の資料として活用されることが多いのです。
エントリーシートの記入は、乗り越えなければならない第一関門となっています。
エントリーシートは企業に対するラブレターです。「この人物に会ってみたい」と思われるようなエントリーシートを仕上げてください。